ジオシティーズ終了。あの頃を振り返る

スポンサーリンク

Yahoo!ジオシティーズが2019年3月でサービスを終了するというのを、Twitterで知りました。

確認したら、私のメールにもそういう文面が届いていました。
ジオシティーズという言葉を聞いて、とてもノスタルジーな気持ちになったので、ちょっと語ります。

ホムペと私

私がホームページを作ることに興味を持ったのは、2005年頃。
なんと今から13年も前なんですね…。

おたく文化の中での私の立ち位置

もともとおたく気質な私ですが、同人誌を読んだことはあっても、作ったことはありませんでした。
絵を描くのも文を書くのも好きだし、それを人に見せることも好きでした。
高校の頃は友人と絵や小説を交換したり、文芸部に所属して、部の活動として全員の小説をまとめた冊子を文化祭で販売していました。

なので、同人誌を作るということはとても興味がありましたが、非常にハードルが高かったのでやっていませんでした。
もしハードルが低かったら、同人誌を作っていたと思います。

ホムペといふものを知る

ホームページというのはもちろん、2000年以前から知っていました。
しかしそれは、専門知識を持った人が作るというイメージで、とてもじゃないけれど私に手が出るものではありませんでした。

そして2005年頃、ケータイサイトが無料で簡単にできるサービスというのが台頭します。
(もっと前からあったような気もします)
魔法のiランドに代表されるそれに、私は強く惹かれました。

ホームページが、無料で、簡単にできる。
ちょうど、自分の絵や文を発表できる場がなくなって、何となく張り合いがなくなっていた頃でした。

ケータイでホムペ

さっそく、やってみました。
当時の携帯は、いわゆるガラケーです。
ポチポチとボタンを押しながら作りました。

ちなみに私がホムペを作ったのはエムペ!というサービスです。
9年ぶりに見てみたら、当時と全く変わらない管理画面でした。
何百回と見たそれに、涙がでそうなくらい感動しました。

ホームページの基礎を知る

その頃は、文字の装飾や背景画像、リンク文字の装飾に工夫を凝らすのが主流でした。

例えばこんな文字です。

ここで私は、ホームページの基礎の基礎、HTMLに触れることになります。

<font color=#ffffff>白い文字</font>

とすると、「白い文字」が白くなります。
もともと細かいカスタマイズが好きな私は、ホームページ作りにハマりました。

しかし小さい画面と、もどかしい操作性。
すぐに、携帯では満足できなくなりました。

パソコンは持っていましたが、ネットにつなげていませんでした。
それをインターネットにつなげました。

プロバイダーにyahoo!BBを選んだので、流れでジオシティーズのサーバーの一角を借りることになります。

その頃には、ホームページの装飾は、cssを別ファイルにおいて、それを呼び出すというのが主流になりました。
このcssも、とても楽しかったです。
ハマりました。

作品を作ってホームーページに公開する、というのが目的だったのに、ホームーページをカスタマイズする、というのが目的になっていきました。
目的と手段の逆転です。

また、当時「隠しリンク」や、「透明文字」(というのかな)も流行りました。
右クリックでソースを見るということを身につけました。
このソースを見るという行動、ステキなホームページを見つけた時にも、どういう仕組みになっているんだろうとコードを確認することにも使いました。

さらにディレクトリという構造も理解できていたので、cssファイルも見つけて、ステキなホームページの構造を勉強しました。

ホームページを閉鎖

2009年頃、私はホームーページを閉鎖しました。
仕事を変え、時間が取れなくなったからです。

それからずっとホームページを作って自分を発信するということはしていませんでしたが、私のどこかでくすぶっていました。

ブログと私

赤ちゃんを産んでからでした。
ずっと家で一人でいると、心に風が吹きます。
なんだかつまらない。
することがない。
赤ちゃんがいるから一人じゃないのに、孤独。

赤ちゃんの世話の合間にTwitterを見るだけ。
これでは、自分がダメになる。
何かをしないと。

そう思っていた時に、Twitter上で、ママブログをやっている人を見つけました。
これだ!と

人生で無駄なことはなく全てはつながっている

さっそくブログをスタート

私はサーバーをレンタルし、ドメインをとって、このブログを立ち上げました。
思った以上に簡単でした。
そして、ブログを書くのも、カスタマイズをするのも、とても楽です。
それは、ホームページ黎明期に、基礎の基礎を身につけたおかげです。

<font color=#ffffff>白い文字</font>

現在は、文字の装飾にこういう方法をとりません。
しかし、タグで囲んだ場所が変化するということ、その命令は色々な種類があるということを私はすでに知っています。

cssファイルの見方も分かります。
もちろん、一つ一つの細かい要素は理解の範囲外ですが、ここは背景色の命令をしているぞ、くらいには分かります。

また、ページのソースを見れば何となくわかるので、どこをいじれば好みの色になるのかが分かります。

私が2005年頃にやっていたホームページ。
あれが今につながっているのです。

基礎は裏切らない、絶対に

技術は変わりました。でも基礎は変わりません。
文字の装飾に、

<font color=#ffffff>白い文字</font>

こういうタグの使い方はしませんが、文字を何らかの方法で囲むことはします。

今だと、

<span style="color: #ffffff;">白い文字</span>

こんな感じです。

それがすんなりとわかるのはやはり、ケータイサイトでレインボー文字を作ろうとした過去があったからです。

現在、ブログを始めるのは簡単です。
ハードルがとても低いです。
文字の装飾も、背景の色変えも、画像を貼ることも、非常に簡単にできます。
基礎知識なんてなくても、どうにでもなります。

でも、細かいところを理解しながらカスタマイズするとなると、やはり基礎知識が必要です。
なにより、仕組みが分かるというのはとても楽しいことです。

私が昔つけた知識は無駄ではなかった。

人生で無駄なことはない。全ては今へ、未来へつながっている。
私はそう思っています。

今日も無駄で有意義な一日を過ごせますように。

蛇足:最後にジオシティーズさんと全てのホムペへ

ジオシティーズさん、ありがとう!私に色々教えてくれて。
ホームページをやっていたころ、とても楽しかったです。
少ないながらもファンができて、掲示板で交流して。

そしてあの頃、たくさんのホムペが私を助けてくれました。
多くの個人サイト。
私は特に、ゲームのプレイ日記が好きだったので、色々なものを読みにいきました。

今とは違い、SEOのへったくれもなく、広告もなく、ただ好きなことを淡々と書いているホムペ。
それがどれだけ面白かったか。

今はブログの形が一番楽なので、どの個人サイトも同じような形ですが、当時はホームーページの形が主流でした。
黎明期、個人が工夫を凝らしていたホムペ。
ただ好きなものを詰め込んだだけのもの。

まぶしい背景、見づらい文字、電光掲示板のように流れる文字、いつまでたっても工事中のコンテンツ、訪問者カウンター、フレームタグの存在、キリリクはこちらへの誘導、直リンク禁止のバナー、拍手ボタンを押すと出るお礼画面。
また、それらを否定し、ひたすらシンプルを目指すものも。

いまやネタになっているそれらは、確かに私のオンライン青春でした。

ジオシティーズのサービスが終了するということは、おそらく黎明期のホムペの大部分は吹き飛びます。
すでに管理されておらず、ただネット上に漂流しているものが大多数です。
有用なものも無用なものも。

とても寂しく思います。

最後に、ジオシティーズさんの誠意あるこの言葉がとても印象的だったのでご紹介します。

ジオシティーズに作成された技術関連のホームページは今でも多くの技術者の助けになっていると聞いています。現在も毎日のように更新されているホームページもあります。
1990年代後半に作成された個人のホームページはその体裁やデザインも含めて、その時代のインターネット文化そのものです。Twitter上では「昔作成したホームページがジオシティーズに残っている、黒歴史だから早く消えて」というつぶやきも見かけます。長期にわたり更新されていないホームページについては、規約にのっとり削除することも可能でしたが、誰かが必要としているかもしれないページを削除するのは忍びなく、できるだけ残す方針を続けてきました。
インターネット上に残された多くの遺産や、現在も積み上げられている情報の蓄積が消えてしまうのはインターネットを愛するスタッフ一同としても残念な思いでいっぱいです。

ありがとうございました、ジオシティーズさん!!

めっちゃおすすめ!!

雑記
スポンサーリンク
Twitterやってます!フォロー大歓迎♪
フォローはこちらからお願いします(・ω・)ノ
今日のおかずは炊き込みご飯
タイトルとURLをコピーしました