赤ちゃんのアトピー性皮膚炎にステロイドは使うべき?

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先日、Twitterを見ていたら、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎についてのツイートが流れてきました。
その内容は、赤ちゃんがアトピー性皮膚炎でステロイド外用薬を処方されたけれど、親はそれを拒否した、というものでした(ちょっとうろ覚えです。そのツイートを探せなくなってしまいました)
私もアトピー性皮膚炎です。そして、11ヵ月になる息子も、おそらくアトピー性皮膚炎のようです。
(まだ断定されたわけではありませんが、赤みのある皮膚炎が出たり引っ込んだりを繰り返しています)
そこで、私の思いを書いていきたいと思います。

    こんな人にぜひ読んでほしいです。

  • 自分の赤ちゃんもアトピーなので心配だ
  • ステロイドを処方されたけれど使おうか迷っている
  • 先輩ママにアトピーのもっといい治療法があると聞いたので気になっている

ちなみに私は、ステロイド外用薬肯定派です。

そもそもアトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とはどんなものということでWikipediaを見てみると、こんな感じの見解です。

アトピー性皮膚炎(アトピーせいひふえん、英語: atopic dermatitis)とは、アレルギー反応と関連があるもののうち皮膚の炎症を伴う[1]もの。アトピー性湿疹(英語: atopic eczema)と呼ぶ方が適切である[2]。アトピーという医学用語は、主にタンパク質のアレルゲンに強く反応する傾向のことであり、気管支喘息、鼻炎などの他のアトピー性のアレルギー疾患にも冠されることがある[2]。アトピーである場合、典型的には皮膚炎、鼻炎、喘息の症状を示すことがあり、その内の皮膚炎(湿疹)のことである[2]。

私も今回初めてきちんと読んだのですが、Wikipedia内でも何だか迷走しているような見解です。
ざっくり言うと、

  • 原因は人によって違うっぽい
  • アレルギー体質と関係ありそう
  • 小さい頃に発症して、成長とともに治る人もいる
  • 根本的な治療法はない(対症療法のみ)
  • 遺伝が関係ある気もするけれど、関係ない場合もありそう

と、何ともはっきりしない感じです。
アトピー性皮膚炎は、病気の名称というよりは、症候群に近いです。
乱暴に言ってしまえば、なんだか原因はよく分かんないけど、かゆいのが治らずに繰り返す現象に、「アトピー性皮膚炎」ってラベルを貼ろう!くらいのものです。
原因は人によって違って、乾燥だったりハウスダストだったり、環境、ホルモンバランス、あとなんか色々!
つまりは、原因は人によって違うから、解決法も違うんだ、ということです。

Wikipediaには、アトピーのリスクを減らすためには母乳育児が良いとされていましたが、これに懐疑的な意見も見たことがあります。なので、Wikipedia自体も丸っと信じないほうが良い感じがします。私は母乳で育ちましたがアトピーですし、息子を母乳で育てていますが、きっちりアトピーですw

※Wikipedia上では、今回話題にしている「アトピー」は、「アトピー性湿疹」と呼ぶほうが適切であるとありますが、この記事では一般的な呼び名の「アトピー性皮膚炎」で統一しています。

かゆいということの辛さ

さて、かゆいということは、そんなに大変なものでしょうか。
痛いわけでもなし、命にかかわるものでもなし。まあ、かゆいだけなら我慢すれば?
もし心ない人からそんなことを言われたら、私はぶん殴りたくなるでしょう。
どれだけ辛いか。

あのつらいかゆみを、どのように例えよう

軽視されがちな「かゆみ」。
我慢すればという金言を下さる大馬鹿野郎さんに、どうやって説明したらいいのでしょう。
顔の面積すべてを、普通の蚊の3倍くらいかゆみ成分を持っているすんげえ蚊にまんべんなく刺されて、しかもそれがずっと治らない、とかかな。

かゆみが強いときは、ずっとかいていないと気が済まない。勉強や仕事なんてもちろん集中できない。かゆくてずっとイライラ。かけば悪くなるのはわかっている。でもかく手が止まらない。かゆくて眠れない、眠ってもかゆみで起きてしまう。眠っている間は理性がなくかいてしまうから、起きたら布団が血だらけ。

唯一気持ちが楽になるのは、50度くらいのお湯に当たっているときだけ。

これは私だけでなないと思いますが、熱めのお湯に患部を当てると、めちゃくちゃ気持ちがいいんですよね…。耳の裏まで快感がぞくぞく上がってくるくらい。しかし、熱すぎるお湯は皮膚の油分を奪うので、これもよくないらしい。しかし、たまんなく気持ちいいのですよ、これが…。

命にかかわらないかゆみですが、確実に生活の質は落ちます
しかも、治す方法がないときた。

かゆみとの付き合い

かゆいからかく→皮膚を壊してしまう→皮膚のバリア機能が失われる→刺激に弱くなり炎症が悪化する→かゆい→かゆい…
と、かゆみには悪循環があります。

こんなの、わかっています。わかっているから、かゆみを我慢しなくてはならない。
これが非常なストレスです。

暗い暗い先の見えないトンネルを、人をイライラさせて邪魔することに長けたモンスターと歩いているようなものです。
それでも言えますか?
かゆいなら我慢すればいいだけじゃん
、と。

ステロイド外用薬

このかゆみの原因である炎症を抑えてくれる画期的なお薬、それがステロイド外用薬です。
はっきり言って、劇的に炎症が収まります。この薬、本当に合法?やばいやつじゃない?と思ってしまうくらいです。
それもあり、怖がられているのも事実です。

さらに、「ステロイド 副作用」でぐぐると、出るわ出るわの恐ろしい単語。免疫がなくなるとか、骨粗鬆症だとか、ムーンフェイスだとか。

こんな恐ろしい薬、かゆみが改善されるからといって自分の赤ちゃんに使うなんてとんでもない!と思うのも無理はありません。

しかしまず勘違いしないでほしいのが、この恐ろしい単語のほとんどが、ステロイド内服薬の長期使用における副作用です。

アトピー性皮膚炎に塗るステロイド外用薬の話ではありません。
もちろん、ステロイド外用薬にも、薬である以上副作用はあります。それは薬局で受け取った説明書に書いてあるはずです。ニキビやおできができやすくなります。

また、よく言われるのが、クセになるだとか、やめるとリバウンドするだとかですが、これもないと言われています。
それよりは薬をしっかり塗って症状を改善し、やがては薬を弱くする、あるいはやめるというのが、今の医療の大きな流れです。

基本的にお医者さんは、症状の改善>副作用 であると判断して、その患者さんに合った薬を処方します。なので、ステロイド内服薬に関しても、そんなたくさんの副作用のリスクを踏んでも、患者さんの健康と命のために処方してくれているのです。
私たち患者ができることは、リスクを恐れ完全回避することではなくて、医者と手を取り、症状が良くなる道へ一歩踏み出すことなのではないでしょうか。それが地雷が埋まっているいばらの道でも。




自分のこと

さて、私もアトピー性皮膚炎です。

小学生のころ

小学生のころは、膝の裏、肘の内側、首、顔などに症状がありました。赤くて、乾燥していて、白っぽくボロボロしていました。ずっと、ぽりぽりかいていました。炎症が服から出て見えるところばかりなので、すごく嫌でした。

親に、かくともっと悪くなるからかいてはいけないと言われても、かゆくて我慢できません。特に寝ている間にかいてしまっていました。朝起きたらパジャマが血だらけ、ということは日常茶飯事です。

ある日私は母親に頼んで、寝るときにタオルで手を縛ってもらいました。子供なりに、このままではいけないと思ったからです。
しかし、眠っている間にかいてしまうくらいに理性がないはずなのに、器用にタオルの緊縛から逃れ、朝にはフリーになった手と血だらけのパジャマ。
縛ってもらうのは何日か続けましたが、毎回戒めが解けてしまうので、すぐにやらなくなりました。

親になった今思うのは、あの時母親は、そんなに強く縛らなかったんだろうなということです。かくのが悪いことは十分に分かっていても、子供を縛ることはとても辛いです。

皮膚科には通っていましたが、特に良くなることはありませんでした。小学生の私の主観では、皮膚科に通っている意味を感じませんでした。皮膚科には、野菜を食べるように指導されたり、もち米を禁止されたりしました。

今となっては、その皮膚科はどちらかというとステロイド反対派だったのかもしれません。母もどちらかというと医者嫌いのようでした。
野菜は大嫌いだったので、野菜ジュースを毎日飲みました。また、せんべいが大好きだったので、もち米禁止は辛く感じました。

アトピー性皮膚炎は触ってうつる病気ではありませんが、その見た目ゆえに、バイキンうつる~とからかわれることもありました。

高校生のころ

高校生くらいになって、アトピー性皮膚炎は少しずつ落ち着いてきました。顔や首の赤みはほとんどなくなって、肘の内側と膝の裏側のかゆみだけでした。そういえば大人になれば治ると言われていたから、治ったんだ!と思いました。

大学生のころ

しかし、大学生になって飲食店のアルバイトを始めたら、劇的に悪くなりました。
手に炎症が出てきたのです。10本の指全部が、ボロボロになりました。常にあかぎれて、血が滲んでいました。かゆくて仕方がなくて、ずっとかいていました。

寝ている間にかき壊してしまうので、手袋をして寝ました。しかし起きれば、とっ散らかっている手袋。運よくはめていても、染み出た血と体液で、手袋は手に貼りついています。それをバリバリとはがすと、炎症がこんにちは。あははっ!

そのかゆさとストレスは尋常ではなく、斧が手元にあったら、衝動的に手首を落としたくなるほどでした。

日本が斧社会だったらやばかったね!

飲食店のアルバイトは私と自分と相性が悪いことに気付きやらなくなりましたが、一度悪くなった炎症はなかなか収まりません。
また、顔や首にも炎症が出てきました。これがかゆくてたまらない上に、メイクができないという悩みも出てきました。

ちゃんとメイクをするほうではありませんが、仕事の時くらいは最低限のメイクをしなきゃなーくらいの意識があります。しかし、ファンデーションを塗ろうにも、肌がボロボロすぎて乗らない…。

私は病院へ行くのが面倒で、ボロボロになりながらも、ほとんど皮膚科へは行きませんでした。限界を超えてからたまに行っていましたがどれも単発で、薬をもらって、ちょいちょい塗って終了という体たらくでした。

37歳をこえたころ

30代も後半に差し掛かったころやっと皮膚科に通うようになって、今は真面目に、がっぷりよつでアトピー性皮膚炎と付き合っています。
私の場合、乾燥と汗が皮膚炎を悪化させるので、こまめな保湿を心がけています。汗に関してはまず、汗をかかないように行動を選んでいます。汗をかいてしまったときは、すぐに洗い流すかふき取るようにしています。
また、紫外線も皮膚炎の悪化につながることが分かりました。なので、冬でも、室内でも、日焼け止めを塗っています。

今のところ、保湿、汗の対処、日焼け止めを心がけながら、赤くなってきたらひどくなる前にステロイド外用薬を塗って落ち着かせています。水を使う職業には就きません。
そうやって付き合っています。たぶんこれが、一生続きます。

アトピー性皮膚炎を取り巻く民間療法

アトピー性皮膚炎のつらさ、治らなさは分かっていただけましたでしょうか。
原因や付き合い方は人それぞれのアトピー性皮膚炎。

だからこそ、人は悩む!

蔓延するアトピービジネス

本屋で、医療関係の本が並んでいるところを見たことがありますか?糖尿になる10の原因だの、ガンが3日で治っただの、そういうコーナーです。

そこにしっかり、アトピー関係の書籍も並んでいます。たいていが、医者を信じるなという内容です。
それに飛びつきたくなる気持ちは分かります。

実際医者をどれだけ信じても、完全に治ることはないんだもの。医者なんて無力だ、この本は正しい!と思ってしまいそうになります。

また書籍だけではなく、さまざまな民間療法が存在します。
なんとかっちゅーお茶だの、薬草の湿布だの、もち米を食べるなだの、なんかすごい波動の石だの。

アトピーに民間療法が多い理由

最初に言った通り、アトピー性皮膚炎の原因となる因子は人それぞれです。そうすると、その対処法、因子の取り除き方法も人さまざまです。

私は、乾燥、汗、紫外線のようです。ほかにもあるかもしれないし、これ自体思い込みで間違っているかもしれません。

また、お医者さんの間でも意見が割れているようで、ステロイド肯定派と、あまり使わずに漢方とかで何とかしよう派、絶対に使わない派などがいるようです。

民間療法も色々あり、知り合いにすすめられてあっちへフラフラ、ネットでいいと聞けばこっちへフラフラ。

この民間療法の困ったところは、人によってはピタッとハマればアトピーが改善してしまうところです。

例えばアトピーの原因がビタミンC不足だったとして(そんなことがあるかは分かりませんが)、そしてレモンを一日2個食べれば治る!という民間療法があったとして、そうすればこの人にはピタッとハマって、症状が改善しますよね。
そうすると、レモンは効く!みんな試して!私はこんなに良くなったんだから!となりますよね。これはもう、100%善意で。

アトピーを取り巻く80%の善意と20%の悪徳商法

この善意がまた、質が悪い。

アトピーを患っていると、こういった善意のアドバイスもたくさんもらいます。どこにでもおせっかいババアは現れます。
「あたしの友達の子供もアトピーだったんだけどねえ、なんかすごい薬草があって、それを煎じて飲んだらピタッと治ったのよお。あ、今度もらってきてあげようか」という善意100%のおせっかいババアです。

私は人でなしなので、この無責任な善意をサラッと蹴ることができます。
しかし、蹴りきれない人もいるでしょう。

まあでも、まっずい薬草茶を飲まされるくらいならいいほうです。

「ステロイドは怖い薬だからやめなさい。それよりこの薬草の湿布のほうがナチュラルでいいわよ。自然、サイコー」と言うババアもいます。
今やっている治療を否定してくるパターンですね。

ステロイド外用薬を使いながらの治療は不安だし、先が見えません。しょせんは対症療法であり、根本的な治療にはならないからです。一生塗り続けるのか、という暗澹たる気持ちになります。
そこへ、大地の恵みたっぷりのナチュラルな湿布をすすめられたら、ぐらっと来ますよね。
ステロイドをゴミ箱に放って、素晴らしい湿布を使い始める人もでてくるかもしれません。たとえそれが、あなたの炎症を悪化させる湿布だったとしても。

さらに悪いことには、アトピー性皮膚炎を狙った悪徳商法もあります。「すんごい波動が出る月の石でアトピーが治るよ!たった100万円だよ!」という具合です。
この悪徳商法の例えはさすがにインチキくさいですが、本物はもっと上手に、あなたにささやきかけます。

カオスカオスカオスー!

このようにアトピー性皮膚炎は、その治らなさと症状のつらさから、病院での治療以外のたくさんの民間療法があります。民間療法すべてが悪いわけではないと思いますが、合う合わないがあります。

また、症状を明らかに悪化させるとんでもないものや、効果がまったくないが高額のものなどもあり、悪意善意も合わさってまさしくカオスです。




番外編:自然ってそんなに素晴らしいの?

番外編です。この章を読み飛ばして次へ進む場合はこちら

自然が一番!?

一定数いる、いわゆる「自然派」。なんでもナチュラルがいい!昔からそうして人間は生きてきたのだから、という考え方です。主に、石油製品や西洋の薬、食品への添加物がお嫌いのようです。ガンやアトピー、アレルギーなど、現代の医療では原因や治療法がまだ確立していないものに対して、医者よりも自然の力を信じなさいと言うようです。

ガンの研究はだいぶ進んでいて、原因がはっきりとわかっているものもあります。それゆえに、予防法もあります(子宮頸がんが顕著です)。しかし、まだまだ、原因不明の不治の病というイメージが強いようです。

自然派さんはしばしは石油製品を否定しますが、石油は昔の木材からできたバリバリの自然です。
また、自然は危なさも秘めています。フグ毒は自然ですが、死んでしまいます。漆は自然ですがかぶれます。自然はちっとも優しくありません

ステロイド剤は自然じゃないから副作用もあってダメ!でもこの昔から使われている薬草湿布は自然!という理屈は危険です。
もう一度言いますが、自然は全く優しくありません。その薬草湿布、漆科の植物だったら、炎症は収まるどころかひどくなるでしょう。

自然派さんの傾向

この自然派さんと、アトピーの民間療法は親和性が高いです。
また自然派さんは、母乳育児サイコー派や、反ワクチン派とも仲良しです。

そっち方面にハマるとなかなか抜け出せなくなるので、アトピーの民間療法をつい試してしまうタイプの方は注意したほうが良いです。特に反ワクチンは、赤ちゃんの人生や生命にかかわります(あと、ワクチン未接種の方が存在するのは周りも迷惑です)。

科学の進歩と人類

昔から人類はそうしてきたから赤ちゃんの育て方も昔ながらがいいというのは、昔の乳幼児の死亡率を見れば考えは変わるでしょう。

時代劇を見ていると、赤ちゃんは割と簡単に亡くなります。お七夜も初宮参りの習慣も、起源をたどれば高い乳児の死亡率と関係があります。

ガンで死亡する例が増えたのは、寿命が延びたからです。昔はガンになる前に、他の原因で死んでいました。また、ガンが原因と分からずに亡くなる場合もありました。

科学というのは、人類のたゆまぬ努力と犠牲で少しずつ進み、今に至っています。その努力と犠牲をないがしろにして時代と逆行することを、私は非常に残念に思います。

自然派さんがしていることは、フグは毒があるから危ない!触っちゃだめ!食べるなんてもってのほか!!と言っているだけです。危ないものを遠ざけるだけでは、何の進歩もありません。
”科学”が、フグの毒がどこに含まれているのかを調べ、その毒の成分は何かを突き止め、そしてそれが病気の治療に使えないかを考えるのです。そうやって、少しずつ人類は進歩していくのです。

自然がそんなに好きなら、アマゾンの奥地で川の水をすすりながら、葉っぱの服を着て生きればよいのじゃー!病気になったら神に祈れ!

以上、理系おばさんのつぶやきでした。
本題に戻ります。↓

アトピーとステロイド

さて、アトピー性皮膚炎のこと、それを取り巻く環境は分かっていただけましたでしょうか。
本題は、アトピー性皮膚炎の赤ちゃんにステロイド外用薬が処方されたけれど、塗るべきかどうか、ということでした。

かゆみの悪循環

上のほうでも書きましたが、かゆみには悪循環があります。

かゆいからかく→皮膚を壊してしまう→皮膚のバリア機能が失われる→刺激に弱くなり炎症が悪化する→かゆい→かゆい…
魔のスパイラルです。

抜け出すには、かくのを我慢すれば良いのです。
しかし、大人でも我慢するのは大変なかゆみ。理屈の分からない赤ちゃんが我慢できるはずもなく、手加減を知らない手で、思い切りかきむしります。
この魔のスパイラルを抜け出すには、とにかく炎症を落ち着かせてかゆみを軽減させるしかない、と私は考えます。

私と息子

私は息子に毎日薬を塗っています

息子の体は、息子のものです。本来なら息子自身がメンテナンスをするべきで、その方法に関して他人である私が口を出すべきではないと考えます。
しかし息子は赤ちゃんで、まだ何も判断できません。だから親が、代わりにメンテナンスの方法を選択するのです。

かゆがる息子は、確実にストレスを感じています。私はそのストレスを知っています。それを取り除くために、私は薬を塗っています。薬を塗っていると、炎症は収まります。収まってきたと思って薬をやめると、また炎症が出てきます。だから私は、毎日毎日薬を塗っています。

赤ちゃんかゆそうでかわいそう、こんなに小さいのに薬を塗っているなんてかわいそう、お母さんのアトピーが遺伝しちゃったんだねかわいそう、というかわいそうババアの声には耳をふさぎます。
もっといい方法があるよ、医者は金もうけがしたいから教えてくれないだけ、自然な薬草あるよ、食事療法で頑張ろうよ、というありがたいアドバイスも、私はストレスを感じながら無視しています。

クソバイス、滅びろ><

ステロイド、やめますか?

ステロイドをやめるとして、それはなぜですか?

副作用が怖いから?
その副作用、ステロイド内服薬と勘違いしていませんか?
また、ステロイドの塗り薬はクセになる、ぶり返しがあるというのは、今は否定されていますよ。

知り合いがステロイドはやめたほうがいいと言ったからですか?
ありがたいアドバイスをくれる知り合いさんは、アトピーとステロイドについて、どのくらいの知識を持っているんでしょうか。当事者のあなたより、知り合いさんは、アトピーについて真剣に考えていますか?その知り合いは、世間話程度に、無責任に発言していませんか?
そんな無責任な人が、あなたの赤ちゃんの人生の責任を、持ってくれますか?

ネットで検索したらもっと素晴らしい、口コミもいいことしか書いていない薬草が見つかったからですか?
そんな素敵な薬草、どうして広まっていないんでしょうか。そんなに素敵なら、小林製薬あたりが薬効成分を取り出して、「アトケロリ」とネーミングしていると思いませんか?顔も知らない人が言っていることに、赤ちゃんの人生を乗っけるんですか?

赤ちゃんの体は赤ちゃんのもの

赤ちゃんの体は赤ちゃんのものです。しかしまだ、赤ちゃんは自分で何もできません。
だから赤ちゃんの体のメンテナンスは、今のところあなたが代行するしかないんです。

自分の体ではないのだから、その判断は慎重にしなくてはなりません。もう一度よく考えてください。あなたにアドバイスをしてくれる人は、あなたの赤ちゃんの人生の責任を、一緒に負ってくれますか?

私の親はきっと色々と葛藤し、周りの声に時には耳を傾け、時にはスルーをし、私のアトピーと付き合ってくれていたことでしょう。

基本的には、ステロイドはあんまり使いたくない派だったっぽいですけれど。今の私と考え方は違いますが、それを否定はしません。

こんな偉そうなことを言っている私だって、ステロイドで治すんだと決めたのに、アトピーを取り巻く色々な声に時にはぐらぐらします。自分は正しいのか、分かりません。でも私ほど、息子のことを考えている人間はいないはずです。
私は、今日も息子に薬を塗るでしょう。

かゆみが落ち着きますように、と祈りながら。

あなたはどうしますか?

息子が思春期を迎えるころ、特効薬ができていたらいいなー!!

育児体験談
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