2016年4月、直径10cmと大きく育ってしまった子宮筋腫を、開腹手術によって摘出しました。初めての入院、初めての手術で怖いことや戸惑うことがありました。同じように子宮筋腫がある人の参考になればと思って、レポートを書いてみます。
(当時書いていた日記を元にしています)
他のレポートはこちら↓
子宮筋腫摘出レポ②(子宮筋腫確定後から手術前の準備)
子宮筋腫摘出レポ③(入院準備)
子宮筋腫摘出レポ④(手術当日)
子宮筋腫摘出レポ⑤(手術終了後麻酔が覚めるまで)
子宮筋腫摘出レポ⑥(手術翌日の歩行訓練)
子宮筋腫摘出レポ⑦(手術翌々日)
子宮筋腫摘出レポ⑧(手術後3日目の入浴)
子宮筋腫摘出レポ⑨(手術後4日目と5日目)←いまここ
子宮筋腫摘出レポ⑩(手術後6日目)
子宮筋腫摘出レポ⑪(手術後7日目と8日目の退院そして後日談)
4日目
日曜日。夫は昼過ぎに来てくれた。昨日より少し早かった。
看護師にもっと散歩をするように言われたので、1階のコンビニへ一緒に行った。というか気分転換できるデート先は、あのコンビニしかない。田舎のイオンのような存在だ。
お菓子とコーヒーと小説を買った。久々のお菓子とコーヒーだったが、食べるのに体力がいるようで、あまり喉を通らなかった。でも、おいしい。特にお菓子はおいしい。
クリーニングを受け取らなくてはと、18時過ぎには夫は帰ってしまった。しかし、買った小説が思いのほか面白く、あまり寂しさを感じなかった。
ところが、20時になっていつもの面会終わりのお知らせの音楽が鳴ると、猛烈に切なさを感じた。今日も独りぼっちであることを、この音楽で再認識させられた。私はこの音楽を嫌いになっていた。
5日目
鼻炎が収まらない。くしゃみがつらい。
今日は夫がいないので、自分一人で散歩をしなくてはならない。それは出不精の私としては、意外と重労働だ。まず、歩く理由をつける。下膳、自販機、入浴、買い物。それだけでは足りない気がするので、やはり散歩もしなくてはならないようだ。どのくらい歩けば合格とか、基準があると助かるのに。
とりあえずナースステーションを3周くらいした。就活生は、私よりすたすた歩くようになっていた。術式の違いか年齢の違いか個人差か。
抜糸
おなかの傷を保護していた、あのビニールテープをはがした。はがすときは痛いのかと思ったが、全く痛みは感じなかった。そういえば触っても感覚がないから、そのおかげなのかな。
傷口は赤い。ちょっと力を入れたら裂けてしまいそうに見える。大丈夫なのかな。大丈夫なんだろうけれど。
ボス登場
散歩を意識的にしていたら、疲れてしまったのか、16時頃から寝入ってしまった。ちょうどそのころ、ボスがお見舞いに来てくれたようだった。キャッツアイのように、名刺だけ置いてあった。気づいてすぐに電話をしたが、つながることはなかった。
ボスとは、この時務めていた会社の社長です。従業員3名の小さな会社だったので、社長との距離は近かったのです。お見舞いは嬉しいけれど、連絡が欲しかったです、ボス!
(後日、ボスとボスの奥さんで来てくれていたと判明。ボスの奥さん曰く、口をぱかーっと開けて、ぐーすか寝ていたとのこと。恥ずかしい…!)
続きはこちら↓

\ポケットWi-Fiのレンタルがおすすめ/
1日当たり480円でレンタル可能